2010年5月に神奈 川県の多言語 社会リソースかながわ及び多文化共生センターきょうと協働のプロジェクトチームを結成し、現場の視点から医療通訳基準の「素案」を作成、同年年8月21日 に開催された第3回医療通訳を考える全国会議では素案もとに全国各地の 医療通訳派遣・養成をしている10団体が集い議論、検討を行い、地域で広く活用できる共通基準案の作成をめざしました。
翻訳監修:中島敏雄 医師、医学博士 中島クリニック院長
Supervisor of translation
Toshio Nakajima M.D. Ph.D Director of Nakajima Clinic
利用要領
・この共通基準は、医療通訳の発展・普及のために利用する場合に限り、複写、転用、加除修正を妨げない。
・上記の利用においては、出典を明記するものとする。派遣機関・団体がこの共通基準を加除修正して独自に基準を作成した場合は、事務局にその旨の連絡を行うものとする。
・上記の利用を含め、この共通基準を商業的に使用する場合は、事務局の許可を得るものとする。
第一特集:第3回医療通訳を考える全国会議 報告
第二特集:医療通訳共通基準完成までの道のり、医療通訳共通基準2010.10.15版
日本に暮らす外国人が年々増加する中、医療通訳を考える全国会議では、医
療現場におけることばの問題に取り組んでいる行政、国際交流協会、NPO、医療関係者、通訳者などが集まり、全国各地の状況を踏まえて課題の洗い出しや解 決に向けた議論を行ってきました。2010年8月21日に開催した第3回の全国会議では、医療通訳のレベルの向上と医療通訳の社会的認知をめざし、実践者
の視点から医療通訳とは何か?という(基準)について議論する全国実践者会議と、医療通訳にかかる話題「医療観光」について取り上げた「医療通訳を考える フォーラム」の2部構成で実施しました。
発行:2010年12月1日(完売)