厚生労働省「医療通訳育成カリキュラム基準」に従った、専門医療通訳養成のためのコース
2015年4月25日(土)より、大阪にて専門医療通訳養成コースを開催します。
厚生労働省「外国人患者受入れ環境整備事業」によって作成された医療通訳育成カリキュラムに添って実施する医療通訳研修です。「医療通訳育成カリキュラム」とは、「外国人患者受入れ環境整備事業」における医療機関で雇用される医療通訳者の養成を目的として作成されたものです。
専門医療通訳養成コース(詳細)
2015年4月25日〜2015年12月5日
場所:大阪大学中之島センター
通訳教育の専門家、プロの通訳者、外国人医療に精通した、医師、看護師を講師に迎え、専門職としての医療通訳者を育成する75時間にわたる専門コースです。
参加希望の方は、事前に受験試験を受けてください。
募集言語・人数 英語・中国語 ポルトガル語・スペイン語 計30名程度
受講対象者
・原則20歳以上
・母語において、大学入学程度の語学力と高校卒業程度の知識がある方
・母語、対象言語の国や地域における習慣、社会常識を理解している方
・文化や社会において異なる価値観を認めることができる方
・利用者に対して敬意を持ちコミュニケーションを図ることができる方
・下記の語学能力と知識を持っている方
受講に必要な語学力と知識(本コースでは参加者の知識・語学力の確認のために受講試験を実施します)
・ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)におけるB2以上(各言語の目安)
・母語と対象言語の両方において高度な会話や議論ができる語学レベル
・対象言語において、その言語を母語とする人とお互いに緊張しないで流暢な自然なやりとりができる
・健康や身体に関する抽象的かつ具体的な話題について理解し、やりとりができる
・他人の意見や発言を理解して、それに対して自分の意見を詳しく説明できる
・健康や医療に関する一般知識(中学までに学ぶ程度の身体の仕組みや各器官の働き)
受講料
医療通訳研修Ⅰ・医療通訳研修Ⅱの同時受講の場合:182,000円(税別)
医療通訳研修Ⅰ・Ⅱ:91,000円(税別)
※医療通訳研修Ⅰ・Ⅱの同時受講をお勧めします。医療通訳研修Ⅱのみの受講はできません。
※テキスト「医療通訳」・その他資料代を含みます。
受講方法
受講には受講テストをお受けください。(テスト受験料2,000円 税別)
受講テスト 2015年4月11日(土)、12日(日) 会場:大阪大学中之島センター
申込締切 2015年4月6日(月) 申し込みはこちらから
医療通訳研修Ⅰ:通訳実務に必要な関連知識、対応力、通訳技術を身につけます。
医療通訳研修Ⅱ:医療通訳者の役割や責任を理解し、基礎的な医療知識、通訳技術、倫理を身につける。
※現在の予定です。一講義内容と日程が変更になることがございます
講師
小西 咲子 スペイン語通訳者
金 静愛 国際会議通訳者
染谷 泰正 関西大学外国語学部・外国語教育学研究科 教授
野中 モニカ ポルトガル語通訳者 天理大学国際学部外国語学科 スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻 准教授
古川 典代 神戸松蔭女子学院大学 准教授/インターグループ会議通訳者
南谷 かおり 大阪大学大学院医学系研究科 特任准教授
重野 亜久里 多文化共生センターきょうと 理事長
主催 大阪大学大学院医学系研究科 国際・未来医療学講座
共催 多文化共生センターきょうと
コンソーシアム関西
りんくう国際医療通訳翻訳協会(IMEDIATA) りんくう総合医療センター
後援 一般財団法人日本医療教育財団